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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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1月17日23時台に、トップページへのアクセスが320,000を記録しました。誠にありがとうございます。今後とも、当サイトをよろしくお願いします。
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雪景色
Nikon Coolpix P100 26mm相当 2.8 1/1.2sec. ISO1600
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雪景色
Ricoh CX3 28mm相当 F3.5 1/8sec. ISO1600
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2010.3.9
今日の東京は、夕方から雪。 郊外では、夜になると数cmの積雪になりました。 夕方から都心であった会合を終わり、深夜に戻った実家前の景色です。 今春発売された各社コンパクトデジタルカメラのいくつかには、ほぼ同じスペックの撮像素子が搭載されています。 その最大の特徴は裏面照射型CMOSで、サイズは1/2.3型です。 そのほぼ同じスペックのCMOS搭載のカメラが複数手許にあったので、比較撮影をしてみました。 共通の条件として、ワイド端焦点距離、ISO1600、手持ち撮影で、その他はオート任せです。
その結果の差に驚きました。 基本性能は同じ撮像素子でも、それぞれの画像処理の仕方は余りにも違い過ぎます。 まず、露光レベル。一方は明る過ぎて、まるで昼間のようです。それに比べてもう一方の「暗さ」のほうが、自然な印象です。 そして、裏面照射CMOSで最大の関心事、ノイズですが、一方は徹底的にカラーノイズを除去している代わりに、所謂塗り絵傾向が強く、ディテールが溶けています。 もう一方はカラーノイズは多めなものの、ディテールの描写は保たれています。 画像処理によって、ここまで違っているのは意外でした。
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2010.3.8
昨日のレポートの続きの前に、今月末に収録を予定しているTV番組の中で、子供の頃の写真が必要ということで探してみたところ、古いアルバムが見つかりました。 そしてなんと、生まれたその日の写真まであることに驚きました。 まぁ、今の時代ならば、デジカメや携帯で気軽に写真を撮ることが出来ますが、今から50年余前は、どこの家庭にも必ずカメラがあって、誰にでも操作出来るというものではありませんでしたから。 かなりの枚数の写真を前にして、いろいろな条件が重なった結果なのだろうと考えました。 まず、父の呑むこと以外の唯一の趣味がカメラというか写真撮影です。ですから、カメラも引き延ばしの道具やテクニックも持っていたことが第一。 姉は私より10歳上で、まだ終戦直後と言える年代の生まれです。カメラはあってもフィルムが貴重品で、そうパチパチと撮れる訳ではなかったようです。 それから10年も経つと、フィルムは高価であっても入手に苦労することはない物になり、気軽にシャッターが押せる時代になったようです。 普通は、最初の子供の写真はたくさん撮るけれど、2番目以降は疎かにというのが世の常のようですが、歳の離れた長男ということもあって、たくさん撮って貰えたようです。
ひとつ気になるのが、この写真を撮影した機材です。 アスペクト比からすると35mmのようですが、当時父の使っていた機種で該当するのは、ハンザキヤノンかそれ以外。 後年、オーバーホールしたハンザキヤノンを試写してみたところ、フィルム膜面に傷が付いた記憶がありますが、これらのプリントには見当たりません。 生まれて初めて撮って貰った写真が、ハンザキヤノンだったとしたら、とても記念になるのですが、その可能性は何とも言えません。 あるいは、全く別の機種なのかもしれません。
さらに、この古い写真を複写した機材は、現在のリコーGXRに50mm相当のマクロレンズ。 ちょっとフォーカスに戸惑うこともありますが、さすがマクロレンズとして設計された光学系です。 これを普通のコンパクトデジタルカメラ用レンズで撮影していたら、歪曲の影響で四角いプリントが樽型に写っていたはずですから。
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0歳初日
Ricoh GXR A12(33/2.5Macro)
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ミモザ花
Nikon Coolpix P100 120mm(678mm相当)
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2010.3.7
さて、数日前に予告したフルHDビデオ撮影可能なスチルカメラの購入ですが、昨日果たしました。 今回選んだ機種はニコンコールピックスP100で、APS-Cサイズ一眼レフでもフルサイズ一眼レフでもありません。 選んだ理由はいくつもあります。 まず、パワーズームが使用可能なこと。これは、レンズ交換式一眼レフにも真似の出来ない、ビデオ撮影の基本機能です。 さらにズーム比が26倍というのも魅力的です。 業務用(放送用)ビデオカメラに装着するレンズのズーム比は、20倍辺りが標準的ですから、ダイナミックな画角変化を味わえそうです。 次に、ステレオ内蔵マイク搭載。スチルカメラにはあまり必要ないマイクですが、言うまでもなくビデオには必須です。それがステレオで内蔵されていれば、かなり快適なビデオ撮影も出来るはずです。 最後に、採用されている撮像素子が1/2.3型です。これは、一部業務用ビデオカメラにも採用されている1/2型よりもやや小型で、業務用サブビデオカメラの多くに採用されている1/3型よりも大型です。 つまり、ちょうど使い易いサイズではないかと考えたのです。 フィルムにしても、デジタルにしても、大型素子(ラージフォーマット)の優位性は、歴然として存在します。しかし、同時にデメリットも存在します。その場合重要なのは、ボケ(被写界深度)のコントロールでしょう。撮影意図に合わせて、ボカしたり、パンフォーカスにしたりと、スチルの場合は、所謂35mmフルサイズか、APS-Cサイズ辺りがちょうどよいバランスなのではないでしょうか。 しかし、ズーミングやパンニングなどのテクニックを多用するビデオ撮影においては、スチル撮影程厳密にフォーカス調整が出来ませんから、やや被写界深度に依存出来る、スチルよりも小型の撮像素子が適していると考えます。 と、機種選定理由が長くなってしまったので、その選定の結果の是非は、明日にしましょう。
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2010.3.6
昨日と黄色の花繋がりですが、ミモザの花も満開を迎えています。 これもまた、華やかな印象の花ですね。 快晴の青空バックに撮影していると、ちょうどそのような時間帯なのでしょう、青空に3筋の飛行機雲が棚引いているのを見つけました。 このまま、寒の戻りなどなく、一気に春になってくれるとよいのですが。
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ミモザ花
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4)
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コガネノウゼン(イペー)
Ricoh CX3
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2010.3.5
春のような陽気を通り越して、ほとんど夏のような気温の続く沖縄です。 この1週間程で、コガネノウゼン(イペー)の花もかなり開きました。 この満開に近い花を見て、条件反射的に思い起こすのが、確定申告です。 生来の性格から、決して早めに準備して終らすなんてことはありえませんから、最終日近くにアタフタと駆込むのが常です。 そんなときに、いつも咲いているのが、このコガネノウゼン(イペー)なのです。 しかし、以前は確定申告の頃は、いつも寒い会場で震えながら書類の記入をしていた印象が強いのですが、どうも今年は汗をかきながらになるかもしれません。 この花を見かけるようになった頃、幼稚園や小学校低学年のときにカラーのティッシュペーパーをクシャクシャにして作った学校行事のディスプレーを連想しました。しかし、近くで花の構造を観察すると、決してそのような形状ではなく、ロート状の花がいくつもかたまって、放射状に咲いているのに驚きました。
※いつもですと、毎週金曜日に更新される「かがくナビ」サイトの連載「自然だより」ですが、サーバーメンテナンスが予定以上に手間取っていて、リニューアルオープンは週明けになりそうとの連絡が入っています。 今しばらく、お待ちください。
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セイタカスズムシソウ
Ricoh CX3 ISO400
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オキナワスズムシソウ?
Ricoh CX3 ISO400
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2010.3.4
コノハチョウの食草には、2種が知られています。セイタカスズムシソウとオキナワスズムシソウ。 前種は、ヒトの身長を超える高さに生長することもあり、群落を形成します。 後種は、30cm前後の草丈までしか伸びず、渓流沿いなどで見られ群落にはなりません。 そして沖縄本島では、前種は主に本部半島で、後種は主に国頭で見られます。
両種を、コノハチョウの餌資源として捉えた場合、圧倒的に前種のほうが豊富です。 そのためでしょうか、コノハチョウは本部半島では比較的個体数が多い種ですが、国頭では希少な印象です。 ところが近年、国頭でもセイタカスズムシソウを見る機会があります。 元々、自然分布していた株に偶然出会ったのなら、その幸運を喜べばよいのですが、どうもそうではなさそうです。 見た場所は、どれも新しく開設された林道脇や資材置場の広場だったような環境です。 これは、本部半島から搬入された土砂にセイタカスズムシソウが混入していた可能性もあります。 あるいは、国頭でのコノハチョウ増加を目論んだ人為的な移植でしょうか。
動物の移動に関しては、近年、法的な規制が強化されつつあります。 しかし、同じ生物でありながら植物の移動に関しては、極めてルーズな印象しか受けません。 生物の種分化の基本は遺伝子の地理的隔離なのですから、この点もう少し慎重に考えるべきでしょう。 生物の多様性も、最近よく耳にする用語ですが、その多様性を維持するのも、種分化が極めて重要な要素です。
このようなことが生じると、極めて私的なレベルでの問題も出てきます。 これまで、セイタカスズムシソウとオキナワスズムシソウの識別は、上記の差異から容易でした。 しかし、同所的に混在するとなると、セイタカスズムシソウの小さな株とオキナワスズムシソウの区別に、、、悩みます。 今回も、明らかにセイタカスズムシソウと見られる株のすぐ脇に、小さなスズムシソウがを見つけました。 単独で見れば、即座にオキナワスズムシソウであると認識できるのですが、このような状況では迷ってしまいます。 やはり、ちゃんと植物の同定の基礎を勉強していないツケですね。
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ヤンバルクイナ撮影状況
Ricoh CX3
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2010.3.3
これから、確定申告が終るまでは、しばらく遠出の撮影は難しい状況です。 そのため、一昨日撮影したヤンバルクイナの泳ぎの別バージョンを。
ヤンバルクイナの泳ぐシーンで興味深かったのは、地上を歩くときと同じように、首を前後に振る動作です。 「泳いでいるのではなく、浅い水底を歩いているのでは?」という質問を受けましたが、ここは最深部では水深40cmはありますから、それはあり得ません。 確かに、浅い場所では水底に脚が着いているでしょうし、歩きと泳ぎの境目が感じられずにスムースです。 恐らく、脚の動かし方は歩きも泳ぎもほぼ同じで、水底に脚が届かなくなったら、結果として泳いでいるだけなのではないでしょうか。 ハトなどもそうですが、脚を前後に動かすと、首も連動して動く骨格構造なのだと、何かで見た記憶もあります。
先日まで、このポイントでスチル撮影をしていましたが、一昨日ビデオ撮影に切り換えたところ、すぐにこの泳ぐシーンが撮影できました。 どうせならば、両方で同時に撮影という考え方もあるでしょう。 日頃は、そのような態勢を採ることもあるのですが、狭い撮影ブラインドの中に、スチルとビデオ両方の機材を並べるのは、気が進みません。 そこで、最近多くなってきた、ビデオ撮影も可能なスチル機材という選択肢もあります。 確かに、それもひとつの考え方ですが、個人的にスチル撮影用の機材の中に組み込まれたビデオ撮影機能には、未だに疑問を感じています。 まず35mmフルサイズはもちろん、APS-Cサイズであっても、業務(放送)用ハイビジョンビデオカメラのものよりもはるかに大型の撮像素子なのです。 業務(放送)用ビデオカメラの撮像素子は、ハイクラスのコンパクトデジカメに搭載されている1/1.7型よりも少し大きな程度です。但し、1枚(単板)ではなく3枚使用していますが。 もちろん、大型素子の魅力はあります。シャープネス。大きなボケ。高感度撮影などなど。もっとも、このアドバンテージを本当の意味で有効利用出来るのは、ビデオ撮影でもかなりのレベルの人でしょう。 とにかく、バランスが悪過ぎます。200~500万円クラスの業務(放送)用ビデオカメラでも得られない描写が、10万円前後の価格で可能になる面があるのは驚異的です。 その一方で、10万円もしない家庭用ビデオカメラで簡単に使えるビデオ撮影の基本テクニックが、まともに使えないのです。その筆頭がパワーズーミングでしょう。 また、カメラのフォールディングも大きな問題です。スチル撮影の場合とビデオ撮影の場合では、機材の構え方、操作が全く違います。それを同じスタイルのボディで兼用しようというのも生理的に厳しい点です。 フィールドワークで必須アイテムのナイフでは、十徳ナイフとも称される多機能スイスアーミーナイフと、単機能ながら切れ味抜群のフォールディングナイフという、2つの選択肢があります。 私は、後者を支持するタイプなのですが、この考え方にも通じるものがあるかもしれません。 などと言いながら、この機能に全く興味がなく、可能性を全否定しているわけではありません。 どうしたらスマートな有意義な使い方になるか、模索を続けています。 恐らく数日中に、フルHD撮影可能な機種を買ってしまうことになるでしょう。
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2010.3.2
いろいろ予定が立て込んでいて時間がないのですが、どうしても天気が崩れる前に、例のヤンバルクイナの生息ポイントを訪ねたくて、日帰りで行ってきました。 午後3時に撮影用のブラインドに入って、1時間余りが経った頃、シダの枯葉の影で動く物が見えました。 やがて、見える場所に出てきたのはヤンバルクイナでした。そして水の中に入り、対岸に向かって泳ぎ始めました。 さらに数分後、そこに戻ってくると、復路も同じように泳いで渡りました。 これまでにも、ヤンバルクイナの水浴びは何度となく撮影してきましたが、泳ぐのは初めてのことです。 「クイナ」は、漢字では「水鶏」と書くのだったと思いますが、ヤンバルクイナは指に水掻きがないので、それ程泳ぐのは得意ではないはずだと思っていました。 ところが、初めて見た泳ぐ姿は、実に自然でスムースな動きでした。 事務所から撮影ポイントまで往復3時間、撮影用ブラインドに入っていたのが2時間半、その結果撮影できたのは、ほぼ1分30秒。 そのうちの1分が、初めてのヤンバルクイナの泳ぐ姿なのですから、すばらしいことです。
※今日は動画をアップしています。静止画像をクリックすると、動画がスタートします。
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ヤンバルクイナを狙う
Ricoh CX3
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