生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。

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少しずつ陽も長くなりつつあるのを感じます。今年はどんなすばらしい撮影シーンが待っているのでしょうか?楽しみです。
※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。

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山並
山並
Ricoh CX6
  2012.2.29
今日は朝から、久しぶりの快晴。
なのに、図鑑に使用するための画像セレクト、確定申告の準備などで撮影に出られません。
仕方なく、2週間程前に撮影した山原(やんばる=沖縄本島北部)の山並をアップします。
この時点で、谷筋には新緑の兆しが見え始めていました。
今頃は、さらに新緑が進みつつあるのでしょう。
4年に一度の2月29日だからといって、4年に一度のスーパーショットが撮影出来る日ではないようです。
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オオゴマダラ
オオゴマダラ
Ricoh GR-DIGITAL II
  キョウチクトウスズメ
キョウチクトウスズメ
Pentax645 55/2.8 SpeedlightX2
 
2012.2.28
今夏刊行する図鑑用のデジタル画像を検索する毎日です。
デジタル撮影を本格的に始めたのは11年前ですが、現在2008年撮影分の作業をしています。
中には、全く撮影したのを覚えていない画像もあったりします。

この年の画像でよく出てくるのが、オオゴマダラです。
事務所近くの公園でも、度々撮影しています。
しかし、昨年辺りから急にオオゴマダラの姿が少なくなっています。
沖縄本島内全体の傾向ですが、一時的な現象であることを祈るばかりです。

キョウチクトウスズメは、フィルム時代の撮影ですから、既に20年前後経過しているでしょう。
その当時は、かなりの数が発生して、生活史全体を撮影することが出来ました。
その後も断続的に沖縄本島内で発生しましたが、ここ数年は全く見かけません。
この迷彩パターンのような姿を、もう一度じっくりデジタルで撮影し直したいのですが。
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フクラスズメ幼虫
フクラスズメ幼虫
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 Speedlight
  2012.2.27
フクラスズメの幼虫が、葉を食べていました。
頭と尾端しか見えてなかったのですが、運よく気づきました。
日本全土に分布している種なので、日頃は滅多にレンズを向けることはありません。
それでも、昆虫の姿の寂しいこの時期は、嬉しい被写体です。

撮影したのを機会に、データを調べてみました。
北海道まで分布しているとはいえ、西表島と与那国島は含まれていません。
単なる調査漏れでしょうか、それとも本当に分布していないのでしょうか。
食草はノカラムシの他、広食性でどこの島でも見られるものです。
さらに、暑いのが苦手なのかとも思いましたが、さらに南の台湾には分布しているのです。
ですから、もし本当に両島に分布していないとしたら、ちょっと不思議なことです。

不思議と言えば、幼虫の姿は頻繁に目撃するのですが、成虫は余り見ません。
これも、どのような理由からか、気になります。
普通種なのに、謎を秘めた存在です。
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かがくナビ連載情報
(独)科学技術振興機構(JST)が運営する、科学に興味や関心を持つ人向けのサイト「かがくナビ」。小中学生にも解り易いコンテンツですので、親子で楽しむことも出来ます。
「湊和雄の沖縄だより」を5年に渡り週一回連載(金曜日更新)してきましたが、9月以降、事情により新規記事の公開を中断しています。
代わりに、10月より「ナビのひろば」で、新規記事を公開するようにしました(毎週月曜日更新)。
電子掲示板ですので、皆さんからの感想や質問にも対応しています。(投稿から掲載までにはタイムラグがあります)
27日公開の最新記事は、「ルリハコベ(花)」です。

科学ムービーでは、「ミナミトビハゼ」「オリイオオコウモリ」「イイギリ」「リュウキュウアサギマダラ」「オオシマゼミ」「オカヤドカリ類」「オオシマオオトラフコガネ」「コノハチョウ」「クロイワトカゲモドキ」「リュウキュウヤマガメ」「カンムリワシ」「ヨナグニサン」「シリケンイモリ」「ハナサキガエル」「ノグチゲラ」「オオゴマダラ」「キノボリトカゲ」などを公開しています。
 
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アマミナナフシ雌成虫
アマミナナフシ雌成虫
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 24mm相当
  2012.2.26
沖縄は、プロ野球のオープン戦が中止になるような雨模様。
1週間程前に撮影したアマミナナフシです。
大きな個体では伸ばした前脚も含めると、30cm近くにもなる、日本最大のナナフシです。
三寒四温の繰り返しで、なかなかやって来ない春を、首を長くして待っているのでしょうか?
しかし、何処から何処までが首なのか、よく分かりません。
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ジュウニマダラテントウ
ジュウニマダラテントウ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
  ジュウニマダラテントウ
ジュウニマダラテントウ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
 
2012.2.25
ナワシロイチゴのポイントの近くで、ジュウニマダラテントウを見つけました。
それも1匹だけではなく、近距離で4匹も。
しかも、どの個体も、下翅の先端が畳まれてなく、羽化直後のようでした。
以前、恩師と仲間たちで編纂した沖縄昆虫図鑑によると、成虫の出現は3月からとされています。
まぁ、誤差の範囲内で例年どおりなのか、あるいは温暖化の影響で少し早めなのか、どちらでしょう。
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2012.2.24
ナワシロイチゴの花が咲いている場所を見つけ、ときどき訪れてみます。
ナワシロイチゴの花の開きかたというのは、結構微妙で、なかなかこれという状態に出会えません。
昨日は、ナワシロイチゴの花で吸蜜するオオハナアブを見ました。
彼らは、私なんかよりも遥かに上手に、よい状態の花を見分けて飛び回ります。
それを参考によい花を探せばよいと思ったのですが、ハナアブの飛び去った後の花は、何処かダメージを受けていたりするのです。
  オオハナアブ
オオハナアブ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
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ゴモジュ
ゴモジュ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 24mm相当
  2012.2.23
今月6日に、 かがくナビ「ナビのひろば」で、ゴモジュの花を紹介しています。
そろそろ、花もピークを過ぎ、実も目に付くようになってきました。
まだ辛うじて残っていた花を狙ってみたのですが、これが赤味を帯びていて、なかなかの美しさです。
ゴモジュの花には、このような変異があるのは認識していましたが、前回撮影と全く同じ株です。

アジサイやアサガオは、同じ日でも、咲き始めと咲き終わりでは、花の色が変わります。
あるいは、時期的な変異でしょうか。
カンヒザクラなどは、となり合った花でも、色が異なることもあります。
このゴモジュの場合は、どのような理由で、このような変異が見られるのでしょうか。
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2012.2.22
沖縄は、正に三寒四温の季節です。
暖かい日にフィールドに出ると、やはり昆虫の姿が目に付きます。
昆虫たちも、やっと気温が上がってきたことに、喜びを感じているのでしょうか。
しかし、こんな災難も待ち受けていますから、春だからといって、浮かれてばかりはいられません。
せっかく、春がやってきたのに、無念でしょうね。

というのはミツバチからの視点。
春がやって来て、やっと獲物にありつけるようになりました。
春は食欲の季節です。花より団子ですね。
というのが、アズチグモの心情でしょうか。
  セイヨウミツバチを捕食するオキナワアズチグモ
セイヨウミツバチを捕食するオキナワアズチグモ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 Speedlight
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オキナワモリバッタ雌成虫
オキナワモリバッタ雌成虫
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 Speedlight
  2012.2.21
図鑑的写真を撮るのは得意です。
かつては、まずその生き物の特徴の分かり易い、所謂「図鑑カット」を押さえてから、別の撮り方をしたものです。
しかし昆虫の場合、往々にして途中で逃げられてしまうので、その結果、手元に図鑑カットが大量にストックされるのです。
いつかしら、図鑑カットを撮らずに、行きなり好きなアングルで撮影するようになりました。
どうもデジタル時代になってからのような気がします。
その理由は、また別の機会に考えるとします。

さて、このところ意識的に図鑑カットを撮影するスタイルに戻っています。
今夏、ある図鑑を刊行する予定なのですが、それに使う画像をセレクトしていて、ちょっと戸惑いました。
コンパクトな図鑑のため、なるべく1枚で、その種の特徴を見せたいのですが、どうもそのようなカットが充分と言えない状況です。
しばらくは、図鑑カットを撮る日々が続くはずです。

デジタル撮影をメインにして図鑑を作るのは、初めてのことかもしれません。
これが意外に面倒な作業なことに、改めて気づきました。
フィルム撮影の時代には、1枚ずつカットしたカラーポジを生物の種毎に分類していたので、図鑑に使う画像を選び出す作業は、比較的楽でした。
しかし、デジタル時代になってからは、時系列に製作されたフォルダの中に、さまざまな被写体の画像が混在しています。
Excelなどで、こまめに撮影データを製作していればよいのですが、ある時点で挫折しています。
そのために、10数年分のデジタル撮影画像を1点1点確認するという、アナログな作業をする毎日です。
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(独)科学技術振興機構(JST)が運営する、科学に興味や関心を持つ人向けのサイト「かがくナビ」。小中学生にも解り易いコンテンツですので、親子で楽しむことも出来ます。
「湊和雄の沖縄だより」を5年に渡り週一回連載(金曜日更新)してきましたが、9月以降、事情により新規記事の公開を中断しています。
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20日公開の最新記事は、「リュウキュウバライチゴ(花)」です。

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雨滴
雨滴
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5
  2012.2.19
正直言って、こういう写真は苦手なんです。
でも、つい撮ってしまいました。
これで、ひとつひとつの水滴に、見栄えのする花でも写ってれば、それはそれでよいと思うのですが。
しかし拡大してみると、撮影者が写っているんですね。
これ程、はっきりと判る失敗作もありません。

※本日の「生物多様性シンポジウム」に参加された方々に御礼申し上げます。
お陰さまで、各種イベントが重なったにもかかわらず、立ち見の出る程盛会でした。
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2012.2.18
コノハチョウの食草のひとつ、オキナワスズムシソウ
普通に見る株の花弁は、薄い青色に見えます。
花弁に白色の変異個体があるのは知っていましたが、これだと確信できる株は初めて見ました。
これまでは、連続的な変異だろうと思っていたのですが、今日撮影した株は、はっきりと白色の花弁に見えました。
さらにその沢で見られる株は、どれも花弁が白色でした。

コノハチョウのもう一種の食草、セイタカスズムシソウにも白色の花弁の株があるのでしょうか。
コノハチョウの翅の色彩にも変異が認められますが、青い花弁の株で育った個体は、翅の表面のコバルト色がより鮮やかであるとか、ないですよね。
  オキナワスズムシソウ(白花)
オキナワスズムシソウ(白花)
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED
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生物多様性シンポジウム
生物多様性シンポジウム
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8
  2012.2.18
明日19日(日)14~17時、沖縄県立博物館講座室で「生物多様性シンポジウム」が開催されます。
基調講演者は、前琉球大学教授で、歌う生物学者、『ゾウの時間ネズミの時間』で知られる本川達雄さん。
私は、各地からの報告で山原(やんばる)を担当します。パネルディスカッションのパネラーも務めます。
入場無料で、何方でも参加できます。
空席があれば当日参加も可能ですが、事前申し込みをされると確実です。
沖縄県環境生活部自然保護課TEL098-866-2243
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ハクサンボク開花
ハクサンボク開花
Ricoh CX6
  ハクサンボク開花
ハクサンボク開花
Ricoh CX6
 
2012.2.17
山原(やんばる=沖縄本島北部)の森で早春に咲くハクサンボクの花。
今年もそろそろ開花し始めました。
しかし、遅い株ではまだ蕾ばかりの状態です。

今年は、森の樹々の開花が全般に遅いように感じます。
自生種ではありませんが、カンヒザクラも平年より10日遅れの開花と報じられていました。
昨年は、20数年ぶりに寒い冬でした。
今年の冬は、寒い日と暖かい日が交互に訪れ、両極端に感じます。
また、昨年5月には非常に勢力の強い台風2号が上陸し、森の樹々も大きな影響を受けました。
そのような要因が重なった結果でしょうか。
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2012.2.16
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、サクラツツジの開花のピークのようです。
早い株では1月から咲き始め、遅い株では3月でも花が見られます。
かと言って、本当に美しい状態を撮影するのは容易でありません。

まず、かたまって新鮮な花を着けている木は、そう多く見かけません。
もし見つけても、高い枝であったり、離れた斜面であったりと。
さらに、周囲の別の木の枝に邪魔されていることも少なくありません。
加えて、沖縄の冬は天気に恵まれず、北風が吹き荒れます。
そして、花のの色や模様の変異も大きく、本当に条件の揃った状態に遭遇できるのは、1シーズンに何度あるでしょうか。
  サクラツツジ
サクラツツジ
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED Speedlight
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アカメガシワ芽吹き
アカメガシワ芽吹き
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 PL-Filter
アカメガシワ芽吹き
アカメガシワ芽吹き
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 PL-Filter
アカメガシワ芽吹き
アカメガシワ芽吹き
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 PL-Filter
  2012.2.15
早春の山原(やんばる=沖縄本島北部)で、毎年必ずレンズを向けるのがアカメガシワの芽吹き。
このビロードに覆われたような鮮紅色の若葉は、何処か飽きない魅力があります。
今年は、新しい発見がありました。
赤から緑に入れ代わるときに、この補色関係の色彩が混ざるときがあります。
それが、印刷の版ズレか、デジタル撮影での偽色のように見えます。
別に大した発見じゃないですね。ただそれだけ。
もうひとつ。それに雨滴のフィルタを掛けると、その版ズレあるいは偽色が消えます。
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2012.2.14
このところ、ジャコウアゲハの新鮮個体が増えたきたように思います。
カンヒザクラの開花のピークの頃には、まだ少なかったのですが。
残り少なくなったカンヒザクラ以外への訪花も盛んです。

そのため、結構な数の飛翔カットが撮影できました。
昆虫の飛翔の瞬間を撮影するのは、それ程簡単なことではありません。
通常、昆虫の撮影は100mm前後のマクロレンズを使うことが多いですが、意外にこのクラスのレンズで飛翔の瞬間を写し止めるのは難しいものです。
接近することによって昆虫に逃げられるリスク覚悟で、被写界深度の深さに頼ってワイド系レンズで撮影するのもひとつです。
あるいは、今回のように望遠系レンズで離れて、フォーカスは言わば運に任せる撮影も一手段です。
今日の画像は、その運に任せた撮影です。
  ジャコウアゲハ
ジャコウアゲハ
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED ISO1600 Speedlight
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チョコデジカメ
チョコデジカメ
Ricoh CX6
ワニチョコ
ワニチョコ
Ricoh CX6
手作りおからチョコクッキー
手作りおからチョコクッキー
Ricoh CX6
  2012.2.14
今年も、この日がやって来ました。
「日本の商業主義は・・」とか揶揄しながら、頂いたチョコを前に本当は嬉しいものです。
今年の代表作を。
いつも、凝ったセレクションで唸らせてくれる方からの、チョコデジカメ。
去年のアニマルチョコセットから、ワニに進化したワニチョコセット。
そして、いつもカレンダーのデザインなどでお世話になっている方から、私の健康を心配してのおからチョコクッキー。
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13日公開の最新記事は、「シマイズセンリョウ(実)」です。

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ビロードボタンヅル実
ビロードボタンヅル実
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3 Speedlight
ビロードボタンヅル実
ビロードボタンヅル実
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3
ビロードボタンヅル花
ビロードボタンヅル花
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3 Speedlight
  2012.2.13
山原(やんばる=沖縄本島北部)の早春の楽しみ、ビロードボタンヅルの実。
地味で小さな花に比べて、その実は華やかです。
華やかと言っても、鮮やかな色彩ではなく、緑白色。あるいは、銀色。
それでも、黄緑色の葉との組み合せは、まるで森のシャンデリアのように見えるのです。
この後、綿毛が開くと、さらに華やかな存在となります。

今回、シグマAPO50-500mmF4.5-6.3DG OS HSMを多用しました。
スペック上、10倍のズーム比に目が行きますが、フィールドでの望遠レンズは、これ1本でカバーしてしまうとても実用的なレンズです。
10倍ズームというと、「寄れない」=接写に弱いイメージがありますが、テレ端500mmでも1.8mまで撮影可能です。
さらに、200mmでの最短撮影距離は50cmで撮影倍率1:3.1になります。
もちろんフルサイズ対応レンズなので、APS-Cボディ撮影では、ほとんど1/2倍の撮影倍率になります。

肝心の光学性能ですが、これが10倍ズームとは思えない画像です。
同社製のレンズはカリカリにシャープという印象がありますが、この製品はシャープネス一辺倒の設計ではなく、高いコントラストが得られ、総合的に好ましい画作りに感じられます。
ボケ味も、高倍率ズームにしては、決して悪くない印象。
テレ端の開放F値がやや暗めに感じますが、高感度撮影に強くなったデジタルの時代、何の不足もありません。
このスペック&性能にして重量2kgを切り、19万円を下回る定価設定ですから、実にコストパフォーマンスの高い機材です。
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2012.2.12
今回の山原(やんばる=沖縄本島北部)は、雨に祟られました。
その代わりに、キクラゲの仲間の開いたゼンラチン状の姿が数多く見られました。
キノコの世界は、一度ハマると奥が深いようですが、キクラゲの仲間も見ていて飽きません。

キクラゲは、漢字で「木耳」と書きますが、1枚目のキクラゲを見ていて、本当に耳のように思えました。
実は撮影のときに、風が吹いていてプルプルと揺れていました。
まるで、それが本物の耳介(じかい)のように見えたのです。
最も食用のキクラゲのように見えるのは3枚目でしょうか。
2枚目は、もし食べたらオレンジ味でしょうか。
 
キクラゲの一種
キクラゲの一種
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3 Speedlight
アカキクラゲの一種
アカキクラゲの一種
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3 Speedlight
キクラゲの一種
キクラゲの一種
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3 Speedlight
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タブノキ芽吹き
タブノキ芽吹き
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3
タブノキ芽吹き
タブノキ芽吹き
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3
タブノキ芽吹き
タブノキ芽吹き
NikonD7000 Sigma50-500/4.5-6.3
  2012.2.11
3週間ぶりの、山原(やんばる=沖縄本島北部)です。
冬の森は変化に乏しいように思われますが、実際は短期間で移り変わっていく季節なのです。
前回、咲き始めていたカンヒザクラは、既に葉桜になりつつあります。

前回は全く見られなかったタブノキの芽吹きが、あちらこちらで始まっていました。
この桜貝の殻のような鱗を、1枚1枚丁寧に剥がしていくと、春が訪れるのです。
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2012.2.10
昨日訪れた散歩コースの帰路、ズアカアオバトの番いに出会いました。
この鳥のイメージは、調子外れの尺八と表現されるユーモラスな鳴き声ですが、今の季節は聞かれません。
あれは、求愛の鳴き声なのでしょう。

こちらの存在を警戒したのでしょうか、枝の上で向きを変えたときの音で存在に気付きました。
アオバトの体色は、緑の中では結構な隠蔽効果を発揮しています。
もし動いてくれなければ、あるいはあの独特な鳴き声でも発してくれなければ、気づかなかったでしょう。

レンズを向けると逃げるかと思ったのですが、10カット以上撮影してもその場から動きません。
寒いから動きたくないのか、あるいは、もうそこを今日の塒に定めていたのかもしれません。
  ズアカアオバト
ズアカアオバト
Ricoh CX6 226mm相当 ISO400
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オオバギ虫こぶ
オオバギ虫こぶ
Ricoh CX6
  オオバギ新葉
オオバギ新葉
Ricoh CX6
 
2012.2.9
買い物に行ったスーパーの駐車場の植え込みで、鮮やかな色彩を見つけました。
初めは、花か実かと思ったのですが、虫こぶに覆われた葉でした。
オオバギの病葉ですが、本来の緑色と補色関係にあり、なかなかのコントラストを放っています。

この後、散歩コースで別のオオバギを見ました。
枝先には、これから開こうとする小さな若葉をたくさん着けています。
その凝縮された葉脈のパターンが、とても新鮮に映りました。
両極端なオオバギの葉ですが、それぞれ魅力的でした。
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タイワントゲカメムシ
タイワントゲカメムシ
Ricoh CX6 85mm相当 ISO400 Speedlight
  タイワントゲカメムシ
タイワントゲカメムシ
Ricoh CX6 85mm相当 ISO400 Speedlight
 
2012.2.8
久しぶりに訪れた事務所近くの散歩コース。
まだまだ気温が低く、期待した昆虫の姿は疎らでした。
ところがコースの端近くで、タイワントゲカメムシが10匹前後いるのを発見。

いつもリコーCXシリーズで小型昆虫を撮影するときは、105mm相当でストロボはスローシンクロモードに設定しています。
しかし。体長1cm前後のタイワントゲカメムシを正面から狙うと、4cmの最短撮影距離(レンズ先端から)でもちょっと小さ過ぎます。
そこで、最短撮影距離が2cmとなる85mm相当に変更して撮影しました。
しかし、通常105mm相当に設定しているのは、重要な意味があるのです。
最短撮影距離で撮影しても、内蔵ストロボの照射が画面全体ケラレないで撮影できるためです。

ここでは倍率優先で、ストロボ照射はダメもとで撮影したのですが、偶然ストロボ発光部近くにあったセンダングサの若葉に反射して面白いライティングになりました。
あたかも、夕暮れ時の斜光に照らされたような雰囲気になりました。
実際は、どんより曇っていたのですけどね。
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ホソヒラタアブ
ホソヒラタアブ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400 Speedlight
  セイヨウミツバチ
セイヨウミツバチ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400 Speedlight
 
2012.2.7
ここ数日、気温が高いので、徐々に昆虫たちの活動も活発化してきたようです。
事務所の裏で満開のオキナワバライチゴの花にも、ハチやアブが盛んに訪花します。
花弁の散ってしまった蜜も出そうもない花にも、ミツバチが花粉を集めにやって来ます。

※ニコンD800と同D800E発表されました。
36.3メガピクセルのフルサイズセンサー搭載。
実売価格は、ローパスフィルタ搭載で約30万円。非搭載で約35万円。
こんなスペックのデジタルカメラが、こんな値段で買えるようになったのですから、驚きです。
昨年の大震災、タイの洪水がなければ、もっと早くに発表されていたのでしょう。
※※800Eは、ローパスフィルタ非搭載ではなく、働きを無効にするようです。
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2012.2.6
沖縄のフィールドワークで、厄介なものと言えば、ハブでしょう。
危険性では間違いありませんが、不快感という観点では、服に着くセンダングサの種子が上位に位置するでしょう。
センダングサは、町中から林道まで至る所で見られます。

一方、エダウチチジミザサは局所的ですが、不快感ではセンダングサを上回る存在です。
センダングサの種子が付着するのは、飽くまでも物理的でドライな感触です。
エダウチチジミザサはというと、それに粘着物質まで加わって、簡単には取れません。
おまけに、古くなったサラダオイルのような臭いまでしますから、手に負えません。

しかし、その種子をクローズアップしてみて驚きました。
こんな鮮やかな色彩をしていたとは。
色彩もそうですが、形状も面白そうです。
次回は、よりアップで狙ってみることにしましょう。
被写体の少ない季節だからこそ、見つけることのできた驚きです。
  エダウチチジミザサ
エダウチチジミザサ
Ricoh GXR A12(33/2.5Macro) 50mm相当 F4.5 Speedlight ISO800
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6日公開の最新記事は、「ゴモジュ(花)」です。

科学ムービーでは、「ミナミトビハゼ」「オリイオオコウモリ」「イイギリ」「リュウキュウアサギマダラ」「オオシマゼミ」「オカヤドカリ類」「オオシマオオトラフコガネ」「コノハチョウ」「クロイワトカゲモドキ」「リュウキュウヤマガメ」「カンムリワシ」「ヨナグニサン」「シリケンイモリ」「ハナサキガエル」「ノグチゲラ」「オオゴマダラ」「キノボリトカゲ」などを公開しています。
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アオサギ
アオサギ
Ricoh GXR Mount A12 SIGMA50-500/4.5-6.3 750mm相当 ISO800
  ダイサギ
ダイサギ
Ricoh GXR Mount A12 SIGMA50-500/4.5-6.3 750mm相当 ISO800
 
2012.2.5
リコーA12マウントユニットは、光学系はなく、撮像センサーとシャッターとレンズマウントだけの構造で、各種マウントアダプターでさまざまなレンズを装着できます。
一眼レフはニコンユーザーのため、ニコンFマウントのレンズは数多く所有しています。
しかし、近年のニコンFマウントレンズは、絞りリングがなく、マウントアダプタで装着すると、最小絞りまで絞り込まれた状態になってしまい事実上撮影できません。
今回上京した折りに、絞りリングがないレンズでも絞り操作の可能な、マウントアダプタを入手しました。

これまで使用できなかった、新しいニコンFマウントレンズの多くも、リコーGXRで使用可能となりました。
中でも、是非使ってみたかったのが、シグマ50-500mm。
この季節に超望遠系レンズに適した被写体といえば、水鳥だと考え、事務所近くの大きな池に出掛けました。
アオサギ、ダイサギなど大型種も少なくなかったのですが、何しろ距離が遠過ぎて絵になりません。
解像度は悪くない結果を得られたので、明日以降別の撮影ポイントでさらにテストしてみようと思います。
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2012.2.4
本土は、今日も強い寒波に覆われていたようです。
一方、沖縄は曇天ながら、ほぼ無風で20℃近くまで気温が上がりました。
夕暮れ間近には、陽も顔を覗かせたので、近くまで散歩に出ました。
何種か昆虫にも出会いましたが、どれも活動的ではなく静止状態。

そんな中、目に止まったのがナワシロイチゴの花。
花弁の桃色と葉の黄緑色のコントラストに、そこまで近づいている春を感じます。
きっと曇天の柔らかな光線だからこそ、より美しく見えたのでしょう。
既に咲き終わった花もありますから、昨日までの低温の下でも既に開花していたようです。
  ナワシロイチゴ
ナワシロイチゴ
Ricoh GXR A12(33/2.5Macro) 50mm相当 F5.6 ISO400
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オキナワモリバッタ
オキナワモリバッタ
Ricoh GXR Mount A12 Nikkor45mF2.8P X1.5Telecon
  2012.2.3
虫の眼レンズによる画像は新鮮なのですが、そればかり見ていると、やはり飽きてしまいます。
これでもか、これでもかと見せられると、鼻につく感じでしょうか。

一昨日の撮影で、大小のモリバッタが並んでいるのが面白く、虫の眼レンズでは条件が合わずに、数カット先端の魚露目8号を外して撮影してみました。
35mmフルサイズ換算で100mm相当ですが、最短撮影距離の45cmでは、やや撮影倍率が足りない印象でした。
魚露目8号を外した状態で、マクロレンズ代わりにもなると便利なのですが、期待程の接写能力は得られませんでした。
解像度は悪くないのに、残念な結果でした。
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オキナワモリバッタ
オキナワモリバッタ
Ricoh GXR Mount A12 Nikkor45mF2.8P X1.5Telecon Gyorome-8 F22 Speedlight
  オキナワモリバッタ
オキナワモリバッタ
Ricoh GXR Mount A12 Nikkor45mF2.8P X1.5Telecon Gyorome-8 F22 Speedlight
 
2012.2.2
昨日と同じ、虫の眼レンズによる撮影です。
ミツバチは盛んに蜜を集めて回っていましたが、それ以外の昆虫の活動はほとんど目に付きませんでした。
しかし、よく観察すると、ほとんど動かないでいるオキナワモリバッタが、かなりの数、確認できました。
まるで、日光浴ですね。
次の機会には、曇天の寒い日に、どのような場所に隠れているのか、探してみようと思います。
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セイヨウミツバチ
セイヨウミツバチ
Ricoh GXR Mount A12 Nikkor45mF2.8P X1.5Telecon Gyorome-8 F22 Speedlight
  セイヨウミツバチ訪花
セイヨウミツバチ訪花
Ricoh GXR Mount A12 Nikkor45mF2.8P X1.5Telecon Gyorome-8 F22 Speedlight
 
2012.2.1
昨夜の最終便で沖縄に戻りました。
昨夜の気温は13℃でしたが、今日は快晴で日中は20℃を超えました。
そこで、センダングサに訪花するミツバチを虫の眼レンズで狙ってみました。

このシステムの最大撮影倍率です。
絞りも最小絞りですが、背景の被写界深度は不足気味ですね。
やはり、このシステムでは、もう少し大きめの被写体が適しているようです。
気温だけではなく、被写体探しに苦労しない季節が早くやって来て欲しいものです。
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