生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。

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2007.7.30
今月に入って、幾度となく登場したコノハチョウとルリタテハです。今回は、ちょうど並んで木の幹にとまっているシーンに出逢いました。
 これも既に何度か触れたことですが、幹で樹液を吸汁するときは、枯葉に隠蔽擬態しているコノハチョウよりも、樹皮によく似た色彩と模様のルリタテハのほうが、隠蔽効果が高いように思われます。
 それが、今回同時に見比べられる状況だったので、ちょっと興奮しました。しかし、薄暗い森の中での手持ち撮影、もっと絞り込んで両種にフォーカスを合わせたかったのですが、残念でした。
  コノハチョウとルリタテハ
コノハチョウとルリタテハ
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED Speedlight
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ノボタンの花
ノボタンの花
Ricoh Caplio GX100
  2007.7.29
山原(やんばる=沖縄本島北部)の梅雨の季節を代表する花のひとつが、このノボタンです。しかし、今年は梅雨が明けてから既に一ヵ月以上経つのに、まだ奇麗な花を見る機会が少なくありません。
 本当に今年だけの現象なのか、例年もそのようなものなか、どうも判然としません。頻繁に山原の森通っているようでいて、細かいことの記憶なんて結構いい加減なものなのですね…
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2007.7.28
今年初めてツルランの花を見ました。森の林床の凹地のようなところにある株なので、台風の影響もなかったようです。
 この花を見ていつも不思議に思うのが、花の形です。まるで、オレンジ色のブローチを付けて、手足を広げた人形がいくつもぶら下がっているように見えてしまうのです。
 アハ体験のようなもので、一度そのように見えてしまうと、もうそれ以外のものには見られないのですから、困ります。森の中でこの花を見つけると、たくさんの目に見つめられているような気がして、どうも落着かないのです。
  ツルランの花
ツルランの花
Ricoh Caplio GX100
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車内簡易ベッド
車内簡易ベッド
Ricoh Caplio GX100
  2007.7.25
今年の3月に、7年ぶりに撮影用の車を買い替えましたが、ひとつ困っていることがあります。7年の間に多くの機能が進化して、同じ車種なのに快適性が格段に向上しています。
 ところが、唯一不便になってしまった点が、シートがフルフラットにならないのです。これは、撮影のときに仮眠することが多い身にとっては、致命的な欠点です。そこで、いろいろとくふうをして、後部座席からラゲッジスペースまでを利用して、何とかフラットな仮眠スペースを作り出すことが出来ました。
 これまでの車種のフルフラットシートよりもフラット部分の長さが伸びたため、充分に脚を伸ばして寝ることが出来るようになりました。しかし、やはりレバーひとつで、仮眠スペースが確保出来る便利さは捨て難いものがありますね。
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2007.7.23
実はこのところ困っていることがあります。台風通過後、大気がクリアでなく、いつも遠景が霞んでいるのです。空もグレーがかっていて、スッキリとした青空になりません。
 近く八重山諸島のヘリによるビデオ空撮を予定しているのですが、この状態が続く限り、実行に移すことが出来ません。一昨年も八重山諸島の空撮を行いましたが、その年は梅雨明け直後がこのような大気の状態で、何日も天気待ちをしたことを思い出しました。
  八重岳から伊江島方向を望む
八重岳から伊江島方向を望む
Ricoh Caplio GX100
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コノハチョウ
コノハチョウ
Ricoh Caplio GX100 Speedlight
  2007.7.21
台風通過後初めて山原にやって来ました。台風直前にコノハチョウを撮影したポイントを訪れてみると、ほとんど台風前と同じように活動している姿が見られました。
 周囲の緑は、台風の影響で少し疎らで余り活き活きとは映りません。そんな中で、一瞬コノハチョウが翅(はね)の表側の鮮やかな色彩を見せると、いつも以上に目立つような印象を受けました。まぁ、気のせいと言えばそうなのでしょうけど、それにしてもコノハチョウの翅は、裏と表では、余りにも違い過ぎますね。
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2007.7.19
ゲットウの葉の上に、真新しいクモの卵曩を見つけました。その大きさと形状から、恐らくアシダカグモのものでしょう。
 かなり真新しく見えますから、当然、台風通過後に産卵されたものでしょう。卵曩は新しくても、これを産卵した雌グモは、あの台風の暴風雨に耐えて乗り越えたですから、大したものです。どのような場所に潜んで、やり過ごしたのでしょうねぇ?
  アシダカグモ?の卵曩
アシダカグモ?の卵曩
Ricoh Caplio GX100
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サルスベリの花
サルスベリの花
Ricoh Caplio GX100
  2007.7.18
バンジロウの木の幹は、サルスベリにとてもよく似ています。しかし、見た目は似ていても、サルスベリの枝のほうがかなり丈夫に出来ているようです。
 台風通過後まだ1週間足らずですが、奇麗な花が開いていました。当然、1週間では花芽は出来ませんから、今回の台風の暴風雨をやり過ごしての開花のはずです。太い幹ならば解りますが、こんな細い枝が折れずにいたことが不思議です。
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2007.7.16
思ったよりも被害の少なかった、久しぶりの台風でしたが、さすがに3年ぶりの暴風雨圏内ということもあって、これまでに伸びていた木がかなり折れてしまったのが目立ちます。
 この黒くなった実は、バンジロウ(グァバ)の若い実が枯れたものです。バンジロウの枝はかなり折れ易いようで、結構太い枝でも折れていました。パパイヤもバナナもそうですが、意外にも熱帯果実は台風に弱いようです。
  バンジロウの実
バンジロウの実
Ricoh Caplio GX100
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台風4号被害
台風4号被害
Ricoh Caplio GX100
  2007.7.13
大型で非常に強い台風4号が沖縄本島を通過しました。昨夜遅くから風雨が強まり、今日の昼前に最接近を迎えたようです。
 最接近時の中心気圧は930hp、最大瞬間風速70mと言われて、かなり警戒していたのですが、実際にはそれ程でもありませんでした。事務所では午前中に数回の停電が短時間あっただけでした。
 事務所のある沖縄本島中部では、午前11時頃に台風の目の縁を擦ったようです。青空までは見えませんでしたが、かなり風雨が弱まり、屋外に出られる程度にはなりました。目の通過後の吹き返しに警戒したのですが、その後の進路と雨雲の分布が幸いしたのか、その後は大したこともなく通過していきました。珍しいことです。
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2007.7.12
沖縄本島に大型で非常に強い台風4号が近づいています。このところ、沖縄に近づく台風は、八重山諸島に接近するコースをとることが多く、沖縄本島が暴風圏内に入るのは3年ぶりのことになります。
 午前中はまだ晴れ間が覗いたりして、まだそれ程台風の影響は感じられません。それでも、ときおり急に厚い雲に覆われて、これが真夏の昼間なのかと思う程暗くなったりもします。やがて、風雨が強まり、猛烈な暴風雨に飲み込まれることでしょう。この無傷のコノハチョウは無事に、台風を乗り越えることが出来るでしょうか?
  コノハチョウ
コノハチョウ
Ricoh Caplio R6
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コノハチョウ
コノハチョウ
NikonD200 Sigma180/3.5 Speedlight
  2007.7.11
このところコノハチョウの複眼をアップで撮影しようと狙っているのですが、なかなか巧くいきません。というのも、樹液に吸汁しにきている個体に遭遇しないのです。ほとんどの個体が、枝先の高い場所にとまり、占有行動を採っています。
 そこで、望遠レンズで撮影してみるのですが、ピントは合うものの、やはり至近距離でマクロレンズで撮影したカットとは解像度が劣ります。やはり、離れて撮影出来るからといって、望遠レンズの便利さに頼ってばかりでは駄目なんですね。
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2007.7.10
心待ちにしていたナナホシキンカメムシの新成虫が出始めました。6月下旬から、何度となく、ポイントに通っていたのですが、今年は例年に比べて出現が遅れていました。もしかすると、この場所での繁殖をやめてしまったのかと心配していましたが、そうではなくほっとしました。
 ナナホシキンカメムシは、ご覧のとおりとても鮮やかな目立つ体色をしています。それがさらに集団になるのですから、極めて亜熱帯的な存在です。成虫の集団は、ほぼ一年中を見られますが、そのほとんどが植物の葉の上でです。このように木の幹に集団を形成し樹液を吸汁するのは、羽化直後の今の季節だけなのです。
  ナナホシキンカメムシ
ナナホシキンカメムシ
Ricoh Caplio GX100
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クロイワゼミ
クロイワゼミ
Ricoh Caplio GX100
  2007.7.9
先週撮影したクロイワゼミです。クロイワゼミと言えば、その全身緑色の体色を保護色として活かして生活していることで知られています。従って、いつもは緑色の葉や茎の上にしかとまりません。
 もちろん例外もあります。羽化は、木の幹や岩の上で行われることが多く、その体色が目立ってしまうこともあります。ただ、そのような状況では羽化殻の上にとまっていたり、近くに羽化殻が見えたりするのですが、この個体の場合、羽化直後に早々と羽化殻から離れたようです。そのために、普通のセミのように木の幹にとまるという珍しい光景になりました。
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2007.7.8
3日に続いて再びルリタテハの登場です。上の個体のように翅を閉じていれば、かなり高い樹皮の擬態効果が感じられます。しかし、下の個体のようにひとたび翅を開いてしまえば、鮮やかな色が目立ちます。
 この矛盾したジレンマは、枯葉に擬態しているコノハチョウも同様です。じっと翅を閉じていれば、完璧な隠蔽擬態なのですが、いつまでも翅を開かないでいるわけにもいきません。そうは言っても、ルリタテハにしろ、コノハチョウにしろ、何故吸汁の最中に、あれほど頻繁に翅を開く行動をするのでしょうか?それ程の意味があるようには感じられないのですが・・・
  ルリタテハ
ルリタテハ
NikonD200 DX Nikkor10.5/2.8D Speedlight
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ハラグロオニイシアブ
ハラグロオニイシアブ
Ricoh Caplio GX100 Speedlight
  2007.7.7
今の季節の山原(やんばる=沖縄本島北部)では、このコントラストの強い姿のムシヒキアブを目にする機会が多くなります。しかも、他のムシヒキアブに比べて、捕食シーンによく出逢います。他のムシヒキアブに比べて、狩りが巧いのでしょうか?それとも大食漢なのでしょうか?
 図鑑で調べてみると、出現期は5~7月。分布域も沖縄本島と台湾だけと極めて局所的な存在です。見た目の存在感に比べて、意外なデータでした。
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2007.7.6
今年もササキリの若齢幼虫の姿が目に付く季節になりました。しかし、今年は例年よりもやや遅い印象もあります。
 何れにしても、毎年、毎年、この姿を目にすると、ついついレンズを向けてしまう被写体です。赤と黒のとても派手な色の組み合わせは、本来毒々しい印象なのですが、このササキリの幼虫は何処か可愛らしい存在です。成長とともに次第に赤味が失われていくからこそ、より魅力的に感じられるのかもしれません。
  ササキリ若齢幼虫
ササキリ若齢幼虫
Ricoh Caplio GX100 Speedlight
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伊部岳
伊部岳
Ricoh Caplio GX100
  2007.7.5
山原(やんばる=沖縄本島北部)の典型的な森を紹介するために度々撮影してきたポイントです。まるでブロッコリーを敷き詰めたような山並みは、スダジイに代表される山原の森の特徴が伝わって来ます。
 このアングルで20年近く撮影してきたでしょうか。ところが、最近困ったことに撮影ポイントから山並みを遮るように、リュウキュウマツやイジュ、アカメガシワなどの木が枝を伸ばしてきています。元々は、このような眺望がなかった場所に林道が通り、一時的に空間が出来たに過ぎないのですが、撮影する上では実に困ったことです。
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2007.7.3
古いシークワーサー(ヒラミレモン)の木で、ルリタテハが吸汁していました。コノハチョウもやって来そうな状況です。ルリタテハは和名の由来でもある翅の表側の瑠璃色が印象的ですが、翅の裏側は、このような状況では極めて樹皮そっくりに見えます。
 コノハチョウが枯葉に擬態していることはとても有名ですが、ルリタテハの樹皮への擬態はそれ程ではありません。しかし、考えてみれば、幹で吸汁するときに枯葉よりも樹皮に擬態していたほうが理に叶っていますよね。
  ルリタテハ
ルリタテハ
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED Speedlight
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リュウキュウトゲオトンボ
リュウキュウトゲオトンボ
Ricoh Caplio GX100 Speedlight
  2007.7.1
暑さの続く山原(やんばる=沖縄本島北部)の森ですが、厳しい陽射しの下では、陰影の強い景色となります。このような光線状態では、昆虫などの小動物は見つけにくいものです。特に、このリュウキュウトゲオトンボのように、日陰を好むコントラストの低い地味な存在はなおさらです。
 やっと見つけたとしても、撮影のおいても強い陽射しの中では、その存在が埋没し勝ちになります。そこで、ストロボで浮き立たせるわけですが、通常では強過ぎると思う程のストロボ光のほうが、このような状況では効果的なようです。
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