生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。

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沖縄生活も40年目に入りました。
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リュウキュウベニイトトンボ
リュウキュウベニイトトンボ
Ricoh Caplio GX8
  リュウキュウベニイトトンボ
リュウキュウベニイトトンボ
Ricoh Caplio GX8
 
2005.4.30
昨日、リコーの新機種Caplio GX8で撮影し、糸崎公朗さんのサイトの自然掲示板に投稿した写真です。上のノートリミングの写真は、糸崎さんのサイトのもののほうが大きく表示されているのですが、掲示板のために何れ消えてしまいます。
 ズームレンズの広角端、35mm換算で28mm相当の画角で、レンズ先端から10cm程度まで近付いて撮影しています。絞りは、3段階しかないのですが、開放と最小の中間のF4.7、感度はISO200に上げています。生憎の曇空で、本来ならば、感度を上げずに、絞りも最小のF8.1まで絞り、背景をもっとシャープに写したかったのですが・・・しかし、解像度はこの中間絞りのほうがよいはずです。下の写真は、ピクセル等倍表示したものをトリミングしてあります。体長40mm程のリュウキュウベニイトトンボの脚の剛毛までが解像されていて、なかなかの描写能力だと思います。長さ比で、全体の8.75分の 1が表示されている計算になります。
 CCDのサイズはそのまま(1/1.8インチ)に、画素数を513万から824万まで、約6割増やしているので、その弊害も懸念されますが、こうして見る限りでは、GXに比べて劣っている要素はほとんど感じられません。これならば、高画素化による恩恵を充分に享受出来るでしょう。
 この撮影で、池の畔の地面に腹ばいになったので、すっかり服に泥や砂が付いてしまいました。カメラの背面の液晶モニタの角度が変えられればと、これまでのGXでも何度か思ったのですが、この機能を横位置だけなく縦位置にも対応させると、大型化してしまうことでしょう。既に初代のGXで完成度は高かったものの細部を丁寧に手直した良さが、それでは失われてしまいます。バリアングルモニター機構と25~105mmズームレンズ(X0.7ワイコン装着で 18mm相当画角)搭載の夢のカメラは、何れ別の機種で実現して貰ったほうがよいのかもしれません。
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リコーキャプリオGX8(左)とGX
リコーキャプリオGX8(左)とGX
Ricoh Caplio GX
  2005.4.29
これまで愛用してきたリコーのコンパクトデジカメ、キャプリオGXの後継機種が発表されました。発売は5月20日ですが、メーカーから試作機を提供頂き、いち早く使う機会に恵まれました。
 紛れもない新製品なのですが、外観はボディ前面のGX8と8.2MEGA PIXELSという表示がある以外は何も変わっていません。カタログデータ上でも、画素数がGXの513万画素から824万画素に変わったくらいしか目立ちません。しかし実際には、これまで弱点とされてきた部分が、細かく手直しされているのです。現代の製品市場でよくある見た目の派手な新機能は盛り込まれていませんが、「地味だけど丁寧な改良」に却って好感が持てます。
 具体的な改良点で最も評価出来るのが、接写時のAF能力の向上です。とても接写能力の高い機種だったのに、これまでAFではピントの合わないことも多く、マニュアルに切り換えてピントを合わせている間に被写体に逃げられてしまうことも度々でした。それが、今回の改良で迷いなく、かなりの確率でピントが合うようになりました。また、コントラストの低い被写体にもよく合います。これでチャンスを逃すことが減少するに違いありません。
 他にも、データ書込み速度の向上。外付けストロボ単独での発光可などの変更点がありますが、これまでも好評だったワイドコンバージョンレンズや充電式バッテリーもそのまま使える点も、当たり前ですが嬉しいことです。さらに、今回はケーブルレリーズが使えるようになったそうで、これも接写などには重宝しそうです。
 画素数の大幅増加によるメリット、デメリットが気になるところですが、数10カットの試写段階では、その細密な描写に驚嘆しました。大版プリントや雑誌の見開きなどで使ってみたい気にさせられます。その実力は、Web上の小さな画像では再現出来ないのが残念ですが、これから徐々に作品を紹介していきたいと思います。
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2005.4.28
今回もまた、イリオモテヤマネコにフラれてしまいました・・・。
 ところが、実は惜しいチャンスがあったのです。4月13日にピンボケのネコが写っていた地点の近くの林道に横切りそうなポイントがあったので、そこに撮影用の迷彩テントを張って待伏せをしたのです。しかし、その日は現れず宿に引き上げました。翌早朝暗いうちに再びテントに戻ってみると、何やら強烈に臭いのです。どうやら、深夜にヤマネコがやって来て、尿によるマーキングをしたらしいのです。これは、少なくともテントを警戒しているよりも興味を持っている証拠です。
 これはチャンスとばかり、さらにその後方にもうひとつ撮影用の迷彩テントを張って、夜間、早朝と4日間待伏せたのですが、ついに現れず仕舞いでした。マーキングされた翌日に大雨が降り、臭いの効果が薄くなったのも災いしたのでしょうかねぇ?
  テントからテントを狙う
テントからテントを狙う
Ricoh Caplio GX
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キバウミニナ
キバウミニナ
Ricoh Caplio GX Speedlight
  2005.4.25
今日足を踏み入れたマングローブ林では、夥しい数の巻貝が地上を這い回っていました。これは、日本最大のウミニナであるキバウミニナという種なのです。殻の長さは10cmを超える大きさです。
 かなりの数がいて、水中や地上をゆっくり移動しているのですが、その姿を撮影しようと近付くと、皆、殻の中に閉じこもってしまい、ただの貝殻のようにしか見えなくなるのです。何度も、同じ失敗を繰り返しながら、黄色い落葉の上に乗っている個体に近付きました。すると、この個体は10cmくらいまで接近しても、隠れることをしません。よく見ると、その黄色い落葉を無心に食べているところだったのです。警戒心よりも食い意地のほうが勝っていたようです。でも、このような個体を馬鹿にしてはいけません。このような個体に助けられて、撮影が巧くいくことが多いのですから。
※これはキバウミニナではなくオカヤドカリではないか?とのお問い合わせがありましたが、このような行動を採るのがキバウミニナなのです。ちなみに、左後に小さく写っているのが、キバウミニナの殻を借りたオカヤドカリです。
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2005.4.25
偶然に、とても懐かしい物を見つけてしまいました。西表島のあるマングローブ林に足を踏み入れたところ、25年程前に一度乗ったこのある小舟の残骸に出会ったのです。
 そんな以前の一度だけ乗った舟が判るのも不思議なことですが、確かに間違いないと思います。琉球大学に入学した直後の私は、学長経験もある沖縄動物学のパイオニアのような先生に同行して西表島を訪れたのです。西表島には、琉球大学の研究施設もあり、宿泊も出来るのですが、その日の夜は先生の馴染みの民宿に泊まったのです。そして翌朝、この小舟に乗って、沖縄では最大の落差のあるピナイサーラの滝の下まで渡して貰ったのでした。
 この小舟はFRP製なのですが、その構造はくり舟そのままを再現したような、不思議なものでした。しかも、現在のような奇麗な塗装もされずに、材料剥き出しのようなものでした。その乗せて貰った小舟のことは覚えてましたが、デティールまでは覚えていませんでした。ところが、今日、偶然に25年近く前の日に乗った舟のデティールの数々が突然蘇ってきたのです。何とも不思議な体験でした。
  FRP製の小舟
FRP製の小舟
Ricoh Caplio GX
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クロイワカワトンボ雌
クロイワカワトンボ雌
NikonD1X Tamron18-200/3.5-6.3 Speedlight
  2005.4.22
今日は、クロイワカワトンボを撮影してみました。山原(やんばる=沖縄本島北部)などに生息するリュウキュウハグロトンボの八重山諸島の置換種だと言われていますが、リュウキュウハグロトンボに比べると遥かに地味な印象です。しかし、ほとんど黒に近い体色は却って精悍な印象も感じられます。
 リュウキュウハグロトンボというと、好みの種で、特に翅(はね)を開いた瞬間の正面の姿を狙って度々レンズを向けてきました。クロイワカワトンボのこのポーズは、まだ撮影したことがないので、今日はそこを狙ってみました。しかし、すぐに逃げるし、なかなか正面から近付かせてくれません。やっと慣れてきたのか、狙いのアングルにはなったのですが、リュウキュウハグロトンボ同様になかなか翅を開いてはくれません。
 痺れを切らした頃に、突然頻繁に翅の開閉を始めたのです。初めは何故か不思議だったのですが、すぐにその理由が判りました。画面右隅に写っているザトウムシの脚が翅に触って、それを嫌がっての行動だったのです。
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2005.4.18
普段、沖縄本島で乗っている車にETCを取り付けました。と言っても、特に必要を感じた訳ではなく、仕方なくなのです。いつもなら、新しい機械を買った喜びがあるのですが、何となく買わされた気分です。
 と言うのも、沖縄自動車道(高速道路)の回数券の販売が3月末で、使用も8月末で打切られるためです。各所で販売されていた100回券の回数券のバラ売りを利用すると2割引となるので、これが通常では最も割引率の高い利用方法だったのです。
 しかし、これに代わる割引率となると、ETCしかないようです。今回の出費が約1万5千円。利用時間帯によっては、半額の割引も適用されて回数券やハイウェイカードよりも割安と強調されていますが、山原(やんばる=沖縄本島北部)への行帰りにはほとんど通行しない時間帯が対象のようです。あるいは、プリペイド方式による割引やマイレージ制度もあるようですが、やはりこれまでの回数券が最も簡単かつ高割引です。現状での最大の利点は、料金所の通過の利便性ですが、これも何れ利用者数の増加によってそれも薄らいでいくのでしょう。
  ETC
ETC
Ricoh Caplio GX
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ズグロミゾゴイ
ズグロミゾゴイ
NikonD1X Tamron18-200/3.5-6.3
  2005.4.15
沖縄本島よりもさらに南西に位置する八重山諸島には、一層不思議な生物たちが暮らしています。最近、そのような生き物の中で気になっているのが、このズグロミゾゴイ。沖縄本島には生息していない種です。
 最初にこの鳥の存在を意識したのは、鳴き声でした。ヤマネコの撮影のために、森の中のテントに身を潜めていたとき、日没で暗くなると同時に近くから「ボッ、ボッ、ボッ・・」と重低音が響いてきたのです。調べてみると、どうもズグロミゾゴイの鳴き声らしいのです。
 また、泊まっている宿の庭にやって来ては、ミミズを捕食する姿も見ていました。ミミズを飲み込むときに見せる、喉を左右に大胆にグラインドさせる不思議なパフォーマンスはとてもユーモラスです。しかし、この姿とあの鳴き声のイメージがどうしても一致しなかったのです。それが、目の前で鳴いてくれたときは驚きでした。しかし、鳴く時も何か不思議なパフォーマンスを披露してくれるのかと思ったら、翼をやや拡げ、姿勢を低くするといった、まぁそれ程インパクトのあるものではありませんでした・・・
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2005.4.14
2月11日に紹介した、アカメガシワで見つけたシャクガの仲間の幼虫です。そのときは、何かに擬態しているようだけど、その対象がよく判りませんでした。そして、今日改めて、この幼虫を見つけたのですが、今日は擬態のモデルが一目歴然でした。アカメガシワの若葉だったのです。和名の由来でもある、アカメガシワの若葉は鮮やかな紅色をしています。そのための色だったのです。
 しかし、今日は出会ったのは、それ以上に興味深い場面でした。その幼虫の目の前に、寄生蜂の繭の塊があったのです。最初、この繭は何処から出て来たのか判らなかったのですが、シャクガの幼虫の胴体には、いくつもの黒い斑点があります。これがどうも脱出孔のようです。つまり、この幼虫は、寄生されその幼虫は体外に出た後も、生き存えているようなのです。このポーズは、それまで自分を苦しめてきた寄生峰に対して合掌する、修行僧のように見えてしまうのです・・・
 ※昆虫写真家の新開孝さんの日記「昆虫ある記」の4月17日の中にも、石垣島産のウラジロエノキについていた同種と思われるようなシャクガの幼虫が紹介されています。体色以外は、かなり共通性が高いので驚きました。
  シャクガの幼虫と寄生蜂の繭
シャクガの幼虫と寄生蜂の繭
Ricoh Caplio GX
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もうちょっと・・
もうちょっと・・
NikonD100 Sigma18-50/3.5-5.6 Speedlight
  2005.4.13
この3日間、風邪をひいてしまい、熱も高く休んでいました。しかし、ただ寝込んでしまっては、西表になにをしに来たのか解りませんから、熱の出た最初の日に、無理して3台の自動撮影カメラをセットしてきました。そして、今日3日ぶりにカメラをチェックしに行くと、デジカメに1カット、ヤマネコと思われる画像がありました。
 でも、もう少しだけ前に出てくれたら、全身が写って、ピントも合ったのに・・・
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2005.4.10
以前、ここで紹介したテリバザンショウ。主脈の裏表に鋭い刺があるのが、とても印象的です。一度見つけてしまえば、あちらこちらにあることが分かったきたのですが、今日はその葉にアゲハチョウの仲間の幼虫がいるのを見つけました。恐らく、シロオビアゲハではないでしょうか。さすが、サンショウの仲間だけはあります。
 となると、最も興味のあるのは、葉を食べる時に刺はどうするのか?です。食べ掛けの葉を観察してみると、やはり刺は残されてました。しかし、先端のほうの小さなものは無くなっているものもあり、小さなものは食べてしまう可能性もあります。
 しかし、ここで新たなる疑問も。刺だから避けて食べないのか、刺のある主脈自体が固いから食べられずにいるのかです。今度、わざと刺を取り除いた葉を食べさせてみましょうか?
  テリバザンショウとアゲハの仲間の幼虫
テリバザンショウとアゲハの仲間の幼虫
Ricoh Caplio GX
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欠伸するカンムリワシ
欠伸するカンムリワシ
NikonD1X VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED
  2005.4.9
水田の脇の枯木にとまっているカンムリワシに、車で近くを通過するときに気付きました。気付くのが「遅かったか・・」と思いつつ、少し車をバックさせると、まだ逃げずに同じ場所にいます。そこで窓からレンズを出し、撮影を始めたのですが、一向にそこから移動する気配もありません。
 その場で持っている機材で得られる最大撮影倍率で撮影した後、ビデオ撮影に切り換えました。こちらは、頭部だけのアップが捉えられる程です。ただひとつ残念なのは、小一時間も撮影に付合ってくれた後、飛び立つ瞬間、実はビデオで脚の爪のアップを狙っていたのです。そのために全身を捉えることが出来ませんでした・・・
 さらにもうひとつ贅沢な残念を。明日の朝日新聞の朝刊の連載「ひと足早い夏」は実はカンムリワシを取り上げているのです。その時点では、ベストカットを選んだのですが、今回のほうが、よりクオリティが高かったのにと・・・
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2005.4.7
2月に西表島の山の中に仕掛けていた自動撮影カメラの中のフィルムを、そのまま西表島に置いたままにしておいたものを今頃になって現像してみました。テスト撮影以外に、数枚シャッターが切れていることには気付いていたのですが、どうせ木漏れ陽によって、センサーが作動したのだろうと思っていました。
 ところが、受け取った現像所のライトボックスでチラっと見てみると、なんとネコらしきものが1カット写っているではありませんか!?それも、明らかに三毛でも黒猫でもない模様が!思わず「あっ!」と声を立ててしまった程です。
 慌てて事務所に戻り、いつもの専用ルーペで細部を見ながら、イリオモテヤマネコの写真集と見比べるのですが、どう見ても脚の模様が違うようです。念のために、詳しい方に画像を送って確かめて頂いたのですが、やはり回答は「イエネコ」でした・・・
 がっかりすると同時に、実はこの近くには明らかにヤマネコの活動痕も認められたので、両者の接触の可能性が心配されます。早速、そのことを専門家に報告しておきました。
  イエネコ・・
イエネコ・・
NikonF-301 Nikkor35-70/3.3-4.5 Speedlight Provia400F
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ヒメキランソウ
ヒメキランソウ
Ricoh Caplio GX
  2005.4.6
3月23日にも紹介したヒメキランソウですが、今頃の季節、至る処で鮮やかなブルーを目にします。中には、葉の緑色よりも花のブルーの占める面積のほうが多い、立派な咲き方をしている処もあります。
 車窓から、濃いブルーの塊を見つけて近付いてみると、その隣に疎らな一群を見つけました。単に花の密度が疎らなだけではなく、花の色が薄く感じられるのです。よく見てみると、通常のブルーの花に混ざって、色の薄い藤色の花が咲いているのです。これまでにもあったのに、気付かないだけだったのでしょうか?
 不思議なことに、すぐ隣の花の密度の高い場所には、この色の花はひとつも咲いていないのです。花の疎らなとところだけに、少しずつ混ざっているのです。ちょっと不思議な気がしました。
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2005.4.4
沖縄の島々の亜熱帯の森は、ジャングルというイメージで見られることが多いようです。ところが、実際に森を歩いてもみても、素人目には、温帯の森とそれ程大きな違いは感じられないものです。
 その森で、最も亜熱帯らしさを感じさせてくれるのが、樹高10m近くにもなる木本のシダ、ヒカゲヘゴ。そして、草丈が2mにもなるクワズイモです。
 クワズイモは、サトイモの仲間でありながら、その巨大なことと、食べられずに有毒なことに目が行き勝ちですが、その花や実もなかなか興味深いものがあります。仏炎包(ぶつえんほう)といフードに覆われた棒状の花は、上下で雄花と雌花に分れています。その白っぽい雌花部分の表面は、脳味噌を連想させます。そして、実になるとこのような姿になります。ひしめき合っている朱色の実は、何となく「豊作!」というイメージですが、高等生物が進化の末、頭脳が発達し過ぎてこのような脳になってしまったのだと想像すると、ちょっと無気味です。
  クワズイモの実
クワズイモの実
Ricoh Caplio GX
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煙る新緑の山並
煙る新緑の山並
Ricoh Caplio GX
  2005.4.2
昨日から久しぶりに山原(やんばる=沖縄本島北部)にいます。昨日は、ときどき陽も覗いていたのですが、TVの収録のため、自分の撮影をする時間はほとんどありませんでした。そして、今日は朝から激しい雨です。せっかくの新緑も霧に覆われて霞んでしまっています。2月、3月と雨の多く肌寒い天候でしたが、 4月もまたこの傾向が続くのでしょうか?
 森にとって、そこで生きる動物にとって、雨は降らないよりも降ったほうがよいに違いありません。しかし、それは本来の時期に一定の量が降ってこその恵みです。このままでは、今年は空梅雨になるのではないかと心配です。今日も、勢いよく流れる渓流や滝を見ました。冬場に産卵したカエル達の卵や小さなおたまじゃくし、その他の水生昆虫たちが流されてしまわないかと、ふっと心配になりました。
 写真の山並は20数年前に伐採された斜面です。しかし、ちょっと見た目には、すっかり美しい緑に覆われています。ですが、よく見ると、植林された樹種によって構成された自然の森ではないのです。そう説明しても、一般にはなかなか分かって貰えないのでしょうねぇ・・・
 今年は忙しく4月1日ネタも考えられませんでした。しかし、昨年のネタがもう既に、現実のものとなってしまっているのですから、世の中の流れは早いですね。
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